一般に粘度とは、液体の「濃さ」または「注ぎにくさ」と考えられて いますが、実際には、それ以上の意味があります。どの流体にも分子 同士の摩擦が存在し、この摩擦によって流れの程度が決まります。ま た、摩擦がある為、流体が動くには力が必要となります。粘度とは、 その「流れにくさ」、つまり粘りの度合いを示す値です。
流体は、ニュートン流体と非ニュートン流体に分類できます。
揺変性流体– 力を加えずに放置しておくとドロドロの流体でかき混 ぜると液体になります。例:垂れ防止剤の入ったペンキ、トマトケ チャップ、蜂蜜
レオペクチック流体 – 圧力をかけると時間とともに粘度が上がる流 体です。例:ある種の潤滑剤
偽塑性流体 – ずり速度を上げると粘度が下がる(ずり流動化ともい う)流体です。例:血液、ゼラチン、粘土
ダイラタント流体– ずり速度を上げると粘度が上がる(ずり粘椆化 ともいう)流体です。例:米粉の懸濁液、コーンスターチ、濃縮し た糖液